相続人調査における法的留意点と依頼前のチェック項目
相続人調査は、被相続人および関係者の個人情報を扱うため、実施にあたっては法的な慎重さが求められます。 トラストコリアでは、違法調査を徹底して排除し、法令に則った合法的な手法のみで調査を実施しています。
▶ 違法調査とならないための基本原則
相続人調査においては、以下のような行為は違法性を帯びる可能性があるため、当社では一切行っておりません。
- 本人に無断でのGPS追跡や尾行
- 通信履歴・通話記録の取得
- 戸籍情報を「なりすまし」で取得する行為
✅ 当社が実施する調査は、以下のような合法的な手法に限定されています:
- 公的機関への正式な申請に基づく資料取得(韓国:家族関係証明書など)
- 韓国探偵ライセンス保有者による現地確認
- 弁護士連携による証明手続き
📚 参考: 韓国個人情報保護法(개인정보 보호법)第15条:収集目的と同意の原則 https://www.privacy.go.kr/eng/
▶ 調査を合法的に進めるためのステップ
- ① 目的の明確化: 相続手続き、家庭裁判所提出、所在確認など
- ② 適法性の確認: 資料取得や調査対象が法律に照らして問題ないか
- ③ 調査計画の策定: 弁護士や社内調査責任者と連携して構成
- ④ 調査実施と記録化: 取得した資料や手法は全て記録を残す
- ⑤ 調査結果の適法な利用: 提出先や目的外利用の禁止
特に相続を争う場面(家庭裁判所・遺産分割協議)では、報告書の証拠能力と作成過程の正当性が重要になります。
▶ 法律事務所・弁護士との連携体制
トラストコリアでは、韓国および日本の弁護士と連携し、違法性のない調査を設計・実施しています。
- 弁護士監修の調査設計・報告書構成
- 書類取得における法的代理申請
- 弁護士宛て調査報告による秘匿特権の確保(必要に応じて)
調査対象が海外在住や、関係が複雑な場合でも、法律に反しない適法な範囲で対応可能です。
▶ 依頼前の確認事項チェックリスト
以下の情報をご準備いただくと、スムーズに調査設計・見積もりが可能です。
- 被相続人の氏名(漢字・カナ・ハングル)
- 生年月日・死亡日(不明でも可)
- 最後に確認された居住地・地域
- 相続人として想定される親族の情報(関係性など)
- 調査の目的(例:家庭裁判所提出、協議の準備など)
上記は必須ではありませんが、あるほど精度の高い提案が可能です。
📞 法的観点からの調査ご相談はこちら
法的に問題のない調査をご希望の方、調査依頼前に不安がある方は、以下の方法でお気軽にご相談ください。
- https://line.me/ti/p/~tanteisoudan LINE:
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KakaoTalk: ID: - tj@tantei-soudan.com メール:
- 0120-280-050(平日9:00〜18:00) 電話: